t0.15 溶接パイプの製造

製造部の塚本です。
SUS304 t0.15×φ50×200Lの溶接パイプの溶接を行いました。
溶接パイプにはタブ板有りと無しで溶接を行う場合があります。
タブ板とは、製品の端面が溶け落ちしないようにする当て板のことです。
私は今までにt0.2以上のタブ板有りの溶接は行っていたのですが、t0.15のタブ板有りの溶接パイプは未経験でした。
溶接ではタブ板と製品の端面を仮付けするのですが、少しでも狙い位置がずれるか隙間があると溶け落ちが発生するので、いかにして精度を良くして仮付けを行うのかが重要でなおかつ難しい点でした。
仮付けに関しては上司からのアドバイスをもとに、溶接を行いそのおかげで完成に至りました。
今後はさらに薄板の溶接にも携わり、多種多様な製品の製作が行えるようにしていきます。