最薄0.03ミリの突合せ溶接技術
マイクロプラズマ溶接と自社開発した冶具により、0.03ミリから2.0ミリまでの突合せ溶接に対応しております。溶接できるというだけではなく、高い寸法精度と歪みが少ない平坦な仕上りを実現しております。
オーバーラップさせるのではなく、溶接棒を使わず、母材同士を突合せて溶接することで溶接ビードが極めて平滑に仕上げることが可能です。(溶接部厚さ母材に対して±10%程度)
箔(極薄板)溶接では、溶接機方法の選択も重要ですが、溶接装置の選定以外に溶接条件、放熱冷却冶具、拘束冶具など鋼種、板厚、溶接施工形状により千変万化します。
マイクロプラズマ溶接はTIG溶接に比して、冷却ノズル、プラズマガスというパラメータが加わることで、よりきめ細やかな条件設定が可能です。冷却ノズルでアークを細く絞ることで、低い電流で深い溶け込みが得られます。
従って箔や極薄板の溶接に適した溶接法と言えます。