温水没リークテストの欠陥事例(動画)


液面計用フロートの漏れ検査で漏れが出た温水没テスト事例です。
溶接パイプ上下面に円盤を溶接した容器形状の漏れ検査を行い、欠陥があった場合の映像を検査指導用に記録した動画になります。
内部に空洞がある構造の製品は、簡易検査として温水没テストを行っております。

メリット:温水により容器内部の空気が温められ、漏れ箇所から気泡が吹き出て、目視で漏れが確認できます。
デメリット:容器に付着している気泡が疑似漏れに見えてしまいます。また、微小リークは、気泡が出ない場合もあります。最小可検リーク量10-3(Pa・m3/sec)

この動画は、溶接パイプ突合せ溶接部分からリークしています。
温水に漬けて、はっきり分かります。

水没できない製品や水没で検査が難しい製品は、ヘリウムリーク検査のボンビング法(浸漬法)で対応しております。