溶接パイプの外形寸法と真円度のゲージ測定

板巻溶接パイプの外径と真円度を嵌合ゲージで測定検査することがあります。写真の溶接パイプは板厚が0.5ミリで長さが800ミリあり、円筒成形してもパイプ自重でたわみが出て変形してしまいます。
周長と溶接収縮を計算して、展開切断を行い、溶接しており、パイテープ計測で狙いの公差に入っています。
単品や5本前後の微量であれば、パイテープ計測で外径測定を行いますが、ある程度のロットに成ると、嵌合ゲージで計測する仕様もあります。
後工程で外径に部品を嵌合する製品なので、お客様支給の嵌合ゲージを使い、簡易かつ確実な検査を行いました。