電流導入端子組立溶接(コバール+SUS316L)

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電流導入端子の組立溶接事例

仕様:コバール(セラミック封止端子)とSUS316Lフランジの溶接 
用途:真空接続 
特徴:セラミック気密端子とフランジを溶接しました。セラミックと溶接位置が非常に近く、熱影響を受けるとセラミックが割れてしまう恐れがあり、慎重な作業が求められる製品です。
コバール溶接部とSUS316Lフランジ溶接部を合わせることと溶接熱集中をよくする熱取り冶具を作り、対応しました。マイクロプラズマ溶接の高い指向性で狙い通りの溶接ができました。
溶接後、溶接焼けを除去して、へリウムリークディテクタで真空気密検査も合格しております。 
製作個数:10個

電流導入端子

真空チャンバーや圧力装置などの密閉された容器に、電流や信号を安全に導入するための部品です。フィードスルーとも呼ばれ、高い気密性と絶縁性を保ちながら、装置内部への電力供給や信号の取り出しを行います。セラミックなどの絶縁材が使用され、電力供給やヒーター接続、計測・制御信号の伝達など、さまざまな用途に対応しています。

コバール

鉄、ニッケル、コバルトを主成分とする特殊合金です。主な特徴は、硬質ガラスやセラミックスと熱膨張率が非常に近いため、これらの素材と組み合わせることで、温度変化によるひび割れや破損を防ぎ、高い気密性を確保できることです。このため、真空管やICリードフレーム、センサー、光学デバイス、航空宇宙関連など、さまざまな分野で封止材や部品として使用されています。
代表的な成分: 主にニッケル29%、コバルト17%、残りが鉄で構成されています。
(例: Ni 29%、Co 17%、Fe 53.5%)。

20251128