日本初!マイクロプラズマ溶接

昭和40年(1965年)、機械設計の仕事をしていた創業者は溶接加工について調べる中で、偶然50ミクロンの突合せ溶接と出会いました。

精密機械に対応可能で見事なまでに洗練されたその溶接技術に驚いた彼は、早速文献をひもとき、その溶接法がスイスのセッシロン社で開発されたマイクロプラズマ溶接法であることを突き止めたのです。

大胆にも、彼がこの溶接法について深く興味を持った旨の手紙をセッシロン社の技術者に送ったことがきっかけとなり、当時日本に販路を開きたい意向を持っていた同社で初めての日本人技術者として迎え入れられました。

セッシロン社において、彼は溶接法だけではなく、欧州のもの作りの現場を学んできました。

これが溶接技術を買っていただく弊社理念の下地となりました。 帰国後、マイクロプラズマ溶接を溶接学会で日本に紹介させていただき、当時発展目覚しい原子力プラント、真空部品、航空機メーカーなどへの技術営業を行ないました。

多くの分野でご紹介させていただく中で開発・試作品の受託加工を多く頂き、お客さまからの後押しも頂戴しマイクロプラズマ溶接加工のベンダーとして独立いたしました。

精巧な時計や精密部品作りの盛んなスイスで学んだものづくりの考え方、高度成長化の日本で産声を上げてから多くの試作開発をお手伝いし続けてきた40年の経験で精密溶接のパイオニアをモットーに更なるお役立ちを出来るよう日々研鑽しております。

マイクロプラズマ溶接について