VCRの溶接
VCR部品の溶接は頻繁に行っておりますが、今回はネジ部品との溶接を行いました。
TIG溶接でSUS304管にNW100フランジを差し込み、とも付溶接を行いました。
SUS304管の外径公差が広く、NW100フランジ差込部分の径に合わない事があるため、現合でフランジ穴加工を行い、しっくりした嵌合を確保して、溶接を行いました。
仕様:パイプ部 φ25.4xt2.0、シール材(上部蓋) t0.15 用途:真空 特徴:パイプ先端にt0.15厚のシール材(箔)を溶接しました。 パイプ部とシール材の板厚差が10倍以上あり、溶接が非常に難しいのですが[…..]
先端に加工が施されたパイプと市販チューブを突合せ溶接にて直列溶接を行いました。
マイクロプラズマ溶接の強みが発揮できる加工事例です。
テーパーねじとVCR継ぎ手を突合せ溶接しました。
ネジは螺旋状になっておりますので溶接時に、溶接ビードがネジを跨いだ部分からリークが発生しやすいので注意が必要です。
仕様:材質 : SUS304 t0.5×φ25 用途:真空用 特徴:同じサイズのパイプを直列で突き合わせ溶接を行い、底板を溶接した上で、るつぼ形状にしております。 溶接後焼取を行い、ヘリウムリークテストを実[…..]