コバールの溶接!

技術の森貞です。
今日はコバールの溶接をしました。
コバールは、鉄・ニッケル・コバルトからなる合金です。
成分は重量%でNi-29%・Co-17%・Fe-Balanceとなっています。
常温付近での熱膨張率が低く硬質ガラスに近いというのが特徴で、主な用途としましては硬質ガラス・セラミック封着用、電子管、電子部品、光通信関係部品使われているそうです。
融点は1450度で溶接性は良好です。
調べたところによると以上のようなことがわかりました。



溶接は、オーステナイト系ステンレスとそう大差はないような感じがしました。
溶接後ロール成型すると、溶接ビードがなまりすぎるのか?ビードのところが尖っていましたので
成型に少し苦労しました。