チタン溶接講習
製造部の山口です。
先日、ポリテクセンター兵庫で開催されたチタンのTIG溶接の講習に参加しました。
チタンは400~500℃程度でも容易に酸化してしまうので、大気から溶接部を
完全にシールドする必要があります。
そのため、溶接トーチから出てくるシールドガスの他に、溶接部を保護するガスを
適当な冶具を用いて供給することが重要です。
講習ではこれらのガスの流量を色々と変えてビードの変化を観察しました。
ガスが少ないとシールドが不完全になるのはもちろんですが、多すぎると乱流が
起こり、却ってシールドの効きが悪くなっていました。
年明けには資格を受検する予定なので、今回学べたことを記憶に留めておき、
知識を深めるために勉強していこうと思います。