ニッケルスリーブ(溶接パイプ)

森貞です。
先日、ニッケルスリーブの製作を行いました。
隙間が0.8㎜しかない2重管構造になっている物の間にスリーブを作り差し込むという作業で、大きすぎれば外側が入らず、小さすぎれば内側が入らないという非常に難しいものでした。
片側で考えますと内外の物の隙間が0.4㎜しかありませんので、板厚は0.2㎜を選択し、ほとんどピンポイントで寸法切断を行い完成させました。
実質スリーブの内外には0.1㎜ずつの隙間しかありませんので、組立しますともう2度と抜けないのではないかというぐらいの嵌めあいになっていました。
納入後お客様に出来栄えをお伺いしましたところ、全く問題なく使用できているのでもうしばらく使用して問題なければ、あと数セット注文することになるというありがたいお言葉を頂きました。
このような現合での嵌めあいも得意としておりますので、是非ともご注文又はお問い合わせください。
それではまた。。。