ビードが尖ってしまいます

技術の森貞です。
久しぶりの更新になってしまいました。 
オーステナイト系ステンレスで板厚0.2位で径が30~40Φで長さが30~40位の板巻きパイプについて、
通常やわらかい材料を使用しますが、たまにハード材(硬い材料)でという問い合わせがあります。
ハード材(硬い材料)は読んで字のごとくとても硬いので、溶接するとビードが軟化してしまうオーステナイト系ステンレスでは写真のようになってしまいます。
P7160001.JPG
溶接部が母材の弾性に負けてしまい折れ曲がって尖っています。
こうなってしまっては、リロールもきかずパイプとしては不良です。
これからはもう少し短い間隔で更新しようと思いますので、また見てやって下さい。
それではまた。。。