珍しいことが起こりました
先週、ある真空部品の溶接をし、ヘリウムリークテストを行いました。
リークが発見され、箇所の特定に色々とやりましたがどこから漏れているのかわからず
溶接個所は1箇所なので再溶接しましたがそれでも治りません。
幸い部品を外して新しいものと付替えることができるものでしたので付け直しましたが
それでもリークは止まりませんでした。
ここまでやって止まらないとなると溶接部以外かもしれないと思い、調べましたところ
機械加工部の隅のところが割れていました。
原因としましては、もともとの材料に巣のようなものがあったか、溶接による熱応力で
割れてしまったか、またはその両方がかさなっで起こったなどが考えられます。
リークがあった場合は、あまり部品のほうは疑わなかったのでこれからはそちらのほうも念頭に入れつつやっていきたいと思います。