講師を担当しました。

製造部の山口です。
先月は朝の勉強会の時間をいただいて、4日間に渡って大学の卒業研究
の内容を社員の皆さんに紹介しました。
お題は「微生物の遺伝子を組み換えることによる凝集剤の高生産化」です。
凝集剤とは表面電荷による反発力で、安定状態にある水中の
懸濁粒子(泥水などの濁り)に吸着し、懸濁粒子間の反発力を弱める薬剤です。
主に汚水・汚泥処理の際に使用されています。
この凝集剤を作ることがわかっている微生物がありまして、特定の遺伝子を
入れ換える操作を行い、より多く作ってもらうという研究でした。
溶接とは全く異分野のことなので、生化学に関する単語の意味や実験方法を
出来る限り分かりやすく説明するように努めました。
資料を新しく作るのが大変でしたが、
皆さんが興味を持って話を聞いてくれていたので良かったです。
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画像:作った資料集