銅のテスト
製造部の山口です。
今期の製造部では純銅の溶接テストを重点課題の一つに掲げています。
先日はテストの一環でC1220(リン脱酸銅)の突合せ溶接に挑戦しました。
銅の溶接自体初めてでしたが、普段扱っているステンレスと同じ要領で材料を冶具にセットしました。
ここまではいつも通りです。
しかし、いざ溶接をしてみるとビードの太さがまちまちで思ったように
綺麗なビードに仕上げることができませんでした。
割れも発生したりとなかなか安定しませんでしたが、
電流値やシールドガスの流量等の条件を色々と変えて最後の方はまともなものができました。
えらく難しい材料だなと感じましたが、今後もテストを重ねて自分自身の
経験も積めればと思います。