電磁鋼板の溶接

製造部の山口です。
先日、0.4tの電磁鋼板のパイプを溶接しました。
電磁鋼板は鉄損を抑える特性を活かし、変圧器、モーターなどで使用される材料です。
組成を調べてみると、アルミニウムが3~5%含まれていることが分かりました。
アルミニウムが多く含まれているため、溶接ビードにスケールが出やすい問題があります。
材料の開先同士を確実に密着させて溶接を行い、穴が空かないように注意して
作業を行いました。
溶接後、PT検査を行い、品質に問題ないことも確認しました。