ステンレス製段付き容器(SUS304 t1.0xφ100xφ80x210L)の製作

技術営業部の森貞です。

先日、工場長がステンレス製段付き容器(SUS304 φ100xφ80x210L)の製作を行いました。
径の違う厚み1.0mmの溶接パイプを、現合にて厚み3.0mmのリングでつなぎ(溶接)、上下に蓋と底を溶接する構造です。
パイプ部にはケーブル用穴と試料出し入れ用の穴があり、試料用には扉が付いています。

 

「パイプとリング・フタ・底板を現合させ溶接する容器製作はクライオスタットや真空容器などで行っており得意としていますが、扉をつけたり打掛の構造、パイプの側面にいかに歪ませずに溶接するかというところに苦心しました。」
                                            田中工場長談

この容器は気密は必要ありませんでしたが、気密溶接構造の容器の(真空用途・低温機器用途)を得意にしておりますので、このような容器をご検討されておりましたら御声掛けください。

                                          管理番号:220330