T0.15のビード盛り上がり
製造担当の田中です。
あるお客様からT0.15に対してビード盛り上がりが0.01mmから0.02mm位あるというご指摘を受けました。
使用上に問題がある為盛り上がりを0.005mm位までにできないかということでした。突合せ溶接の場合ビード盛り上がりをコントロールするのは難しいのですが、いろいろテストを重ね試行錯誤した結果なんとか母材厚み(T0.15)と同じぐらいで溶接することができました。溶接長が400mm以上と長いので良い溶接条件を出すのにとにかく時間がかかりました。しかし満足いく仕上がりになった時には嬉しかったです。