VACUUM2024真空展

9月18日から20日までの3日間、
東京ビッグサイトにて開催されました
VACUUM2024真空展に出展いたしました。
多数ご来場いただき、誠にありがとうございました。

薄肉溶接パイプをはじめ、半導体製造装置部品、
極低温機器部品など真空用途部品の溶接事例を
展示させていただきました。
溶接サンプルを手に取ってご覧いただき、
アイデアや課題解決のヒントを
ご提供出来たのではないかと思います。

お名刺の交換をさせて頂いた企業様の内、
3社様は訪問しお打ち合わせをさせて頂きました。
その内2社は、試作を行う具体的なお話になっております。
次回も、より良い展示品・説明・ご提案ができるよう準備を行い、
ブースでお待ちしております。

会場にてご説明できなかった点もあるかと思われます。
ご質問やご不明点がありましたら
お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

真空とは

真空状態

日本工業規格(JIS)では、「真空とは、通常の大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間内の状態で、圧力そのものではない」と定義されています。 
ある容器の内部の圧力が、その外部の圧力より低くなっていれば、その容器の中は真空であると言えます。

真空の作り方

10−1 Pa程度の真空は、ロータリーポンプで手軽に得ることができます。真空デシケーター等ではこの程度の真空で十分です。
スパッタ等の真空成膜装置ではプラズマ発生時に他の気体が残留するのを防ぐため、10−5 Pa程度の真空度が求められます。このような場合、真空用材料で製作された真空チャンバーと銅ガスケットを用い、ターボ分子ポンプ(TMP)で排気することにより達成できます。
電子顕微鏡、粒子加速器等、10−9 Pa台の真空が求められる場合は、真空チャンバーをターボ分子ポンプ (TMP) で高真空状態にした後、真空チャンバー全体をベーキングして、チャンバー内壁に付着した気体分子を排除する必要があります。
管理番号:241019