材料

アルミ溶接パイプ

アルミ溶接パイプのご依頼をいただきました

アルミ溶接パイプのお引き合いをいただきました。成形ベローズ用素管として使用されます。溶接ビードの均一を考え、溶化棒無しでの突合せ溶接です。 溶化棒無しでは溶接スタート側とエンド側に割れが発生しやすく、残念ながら端部溶け落[…..]

材料不良(板材の折れ)

ご支給いただいた材料に不具合がありました。 厳重に梱包されていましたが、板サイズが大きくパレットに載っており、上にパレットか下駄付きの荷物を載せられて、発生したものと思われます。 大きな面積で薄い為(今回の板厚は0.3ミ[…..]

キュプロニッケル突合せ溶接

お客様からのお問合せでキュプロニッケルの突合せ溶接をいただきました。 キュプロニッケルは10~30%のニッケルが入った銅合金です。極低温用途などで時々要望があるそうです。 経験がなかったので、材料を取り寄せて可否と条件出[…..]

SUS303の溶接

ご支給いただく材料でSUS303で切削加工された部品が時々あります。 以前にもブログで書かせていただきたのですが、SUS303は切削性向上のため、硫黄(S) とリン(P) が添加されたオーステナイト系ステンレスです。 硫[…..]

ニッケルの溶接

ここ数日立て続けにニッケルの溶接のお問合せをいただきました。 すべて異なる業界・製品です。 依然としてニッケル電鋳の溶接も各方面からご依頼いただいております。 ハステロイやインコネル、コバール、パーマロイなどニッケル合金[…..]

ニオブ1ミリ厚溶接パイプ

最近、ニオブやタンタルの溶接をさせて頂く機会が増えております。 今回は久しぶりにニオブで1ミリ厚の溶接を行いました。 φ50以下の小径は成形に気を使いましたが、溶接条件変化をコントロールすることで問題なく溶接することが出[…..]

旧JIS表記

頂いた図面が1970年作成で材質がJIS旧記号で面食らいました。 SUS43とあったのでSUS430かと思いきやSUS347でした。 1972年改定で2桁表記から今馴染みなおある3桁表記になったようです。 ちなみに ・S[…..]

アルミ脱酸材

製鋼工程で溶鋼中の過剰な酸素を取り除く脱酸処理でアルミニウムを添加するのですが、この残留濃度が濃いと溶加棒を使わず箔・薄板の突合せ溶接では影響を受けてしまいます。 表面に不純物が浮いて、ビード外観が悪いです。 ミルシート[…..]

タンタル0.5ミリ厚容器

前回ブログの続きです タンタル突合せ溶接テストを経て突合せ溶接パイプと蓋を溶接し、タンタル容器を作りました。すべて板厚0.5ミリです。 材料代と切断だけで豪華海外旅行が出来る金額なので、手に汗握りながらの作業でした。 タ[…..]