極低温材料について
極低温材料とは 極低温環境、具体的には液体ヘリウム温度(約4.2K以下)で使用される材料のことです。これらの材料は、リニアモーターカー、ロケット、核融合炉、超伝導発電機などの分野で、支持材料や容器材料として利用されていま[…..]
アルミ溶接パイプのお引き合いをいただきました。成形ベローズ用素管として使用されます。溶接ビードの均一を考え、溶化棒無しでの突合せ溶接です。 溶化棒無しでは溶接スタート側とエンド側に割れが発生しやすく、残念ながら端部溶け落[…..]
ご支給いただいた材料に不具合がありました。 厳重に梱包されていましたが、板サイズが大きくパレットに載っており、上にパレットか下駄付きの荷物を載せられて、発生したものと思われます。 大きな面積で薄い為(今回の板厚は0.3ミ[…..]
お客様からのお問合せでキュプロニッケルの突合せ溶接をいただきました。 キュプロニッケルは10~30%のニッケルが入った銅合金です。極低温用途などで時々要望があるそうです。 経験がなかったので、材料を取り寄せて可否と条件出[…..]
最近、ニオブやタンタルの溶接をさせて頂く機会が増えております。 今回は久しぶりにニオブで1ミリ厚の溶接を行いました。 φ50以下の小径は成形に気を使いましたが、溶接条件変化をコントロールすることで問題なく溶接することが出[…..]
無酸素銅、タプピッチ銅、リン脱酸銅についてお問い合わせを頂いたので所見を述べてみたいと思います。 無酸素銅(C1020)は、純銅とも呼ばれ99.99%以上の純度となります。 溶接熱で鈍ってしまう傾向にあります。 溶接パイ[…..]