10)溶接

タンタル突合せ溶接

タンタルの板厚0.15ミリを突合せ溶接しました。 当社で施工したタンタルでは、最も薄い板厚になります。 写真は溶接ビードだけですが、本番は溶接パイプを製作します。 材料があれば0.10ミリもチャレンジしてみたいです。

SUS316 φ0.5線突合せ溶接サンプル

展示会出展品で細い線の突合せ溶接をわかりやすくご覧頂けるサンプル作りをしています。 どこが溶接線か、ご理解いただけずにご質問を頂く対策を考えています。 デザイン性がいまいちなので、もうちょっと見栄え良く作り直します。

アルミ脱酸材

製鋼工程で溶鋼中の過剰な酸素を取り除く脱酸処理でアルミニウムを添加するのですが、この残留濃度が濃いと溶加棒を使わず箔・薄板の突合せ溶接では影響を受けてしまいます。 表面に不純物が浮いて、ビード外観が悪いです。 ミルシート[…..]

タンタル0.5ミリ厚容器

前回ブログの続きです タンタル突合せ溶接テストを経て突合せ溶接パイプと蓋を溶接し、タンタル容器を作りました。すべて板厚0.5ミリです。 材料代と切断だけで豪華海外旅行が出来る金額なので、手に汗握りながらの作業でした。 タ[…..]

タンタル t0.5溶接ビード

タンタルの溶接パイプを作る前に条件出しをしました。 タンタルはいつも作業するSUS304に比べて、融点・密度とも高く、そして価格も高いです。 高価なためにテストピースも安くはありませんが、製品で溶接不良が出ないよう万全を[…..]

スパッタ付着について

マイクロプラズマ溶接の特長は溶接時にスパッタが発生しないことです。 スパッタについてなに?と尋ねられたのでおさらいしておきます。 「スパッタ (spatter) – ガス溶接、アーク溶接時に飛散する微粒子。粒[…..]

試作の記録

4年前に試作した製品を再び製作させていただくことになりました。 作業手順と段取りが複雑で難易度の高い試作だったので施工要領以外に映像を撮っておきました。施工要領には表しにくい勘所も映像で確認すると一目瞭然でした。 製作も[…..]

圧延加工材の溶接

前回のブログでは板厚差のある突合せ溶接を紹介しましたが、今回は圧延加工材の突合せ溶接のご依頼をいただきました。 素材や厚みはご紹介できませんが、今回の圧延加工材は板厚差に加えて歪みがありました。 数種類の溶接可否テストを[…..]