SUS310S 製造部の山口です。 先日、初めてt0.5のSUS310Sを溶接しました。 主な成分は25Cr-20Niで耐酸化性、耐熱性に優れたステンレスです。 加工硬化を起こさないことから完全オーステナイト系ステンレスに分類されます。 作業自体は順調に終了、溶接ビードを見るとSUS304のそれより白っぽい印象を受けました。 ビードの金属組織は母材の成分によって違いが生じます。 そのため、外観の違いも確認できたのではないかと思います。